おはようございます。
日本デザインスクール講師の久保です。
先日4月9日はデザインスクールの一日体験講座でした。
お仕事で使いたいという方、
ネットショップをやりたいという方、
転職のために身につけたいという方
色々な方が今回もいらっしゃいました。
「Macを使うのは今日がはじめて」
という方やパソコン自体があまり得意じゃない
という方もいましたが、
今回もみなさん無事にヘッダー、DM、ホームページを作ることができました。^^
さて、今日はスクールで出た質問にお答えしたいと思います。
その質問がこちら、
「Photoshop」と「Illustrator」ってどっちかじゃだめなんですか?
この質問、実はよく聞かれます。
確かに、どちらのソフトも文字や画像、図形を編集するのに
使うソフトなので、「どっちかでいいんじゃない?」という気持ちもわかります。
先に質問にお答えすると、
WEBデザインに関係する制作物(バナー・アイコンなど)は「Photoshop」を
印刷物のデザインに関係する制作物(DM、パンフレット、名刺など)は「Illustrator」を使うことが多いです。
絶対にこっちを使わないとだめだよ
ということはないのですが、
それぞれ特徴によって、使い分けると「便利」です。
それぞれの特徴(私的に思う事)をまとめました。
「Photoshopのよいところ」
・なにより写真の加工が簡単
・陰や境界線をつけるなど、立体的なデザインが簡単
・パターンやスタイルなど、「すごそうな」加工が簡単
・キャンバス以外が見えなくなるので、バナーを作りやすい
「Illustratorのよいところ」
・何より文字・段落・図形の作成が簡単
・文字データが印刷した時、きれい
・レイヤーを気にせず、直感的に作業できる
・選択するとすぐにバウンディングボックスが出て、拡大縮小できる
・数ページを同時に編集できる
きっと他にもたくさんあります。
でも、作業していて、大きく違いを感じることはこのくらいですね。
「簡単」「早い」「綺麗」とポイントにして
どちらを使うか考えると良いです。
もちろん、組み合わせるのも良いですよ。
一番、おしいな、と思うのは、
どちらかしか使い方が分からないから、
そっちばっかりを使うということです。
食わず嫌いみないなものですが、
プロのデザイナーでもどちらかに偏っている人、多いです。
でもそれは非効率になってしまいます。
今回いらした方の中でも、
ネットショップのバナー制作をIllustratorでやっていたという方がいました。
もちろん、出来なくはないのですが、
きっとこの場合は、Photoshopを使った方が、早く、
より良いものができるでしょう。
どちらもとても便利なソフトなので、
はじめはどちらかでも良いですが、
慣れてきたら、
「苦手だなと思うもう一方」にあえて挑戦してみてください。
デザインの幅が大きく広がりますよ。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。^^
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