おはようございます。
だんだん暖かくなってきましたね。
デザインスクールをやっていると、
将来のために技術をつけたいという方に
多く出逢います。
「手に職」というやつですね。
この言葉、実は女性から聞くことが圧倒的に多いんです。
不思議と男性からは、「手に職」という言葉は聞かないものです。
なんでだろう?と考えてみました。
これが、私なりの答えです。
基本的に男性は、外に焦点を当てているように思います。
・WEBサイト作るの面白そう
・デザイナーって響き、なんかかっこいいな
・スキルを身につけたら、もっといい環境で働けるかな?
・そしたら、給料も上がるかな?
・WEBを使って大きいプロジェクトやってみたいな
一方、女性はより「自分自身」に焦点を当てて
考えている気がします。
・もっとスキルのある「自分」になりたいな
・家でも仕事ができる「自分」になりたいな
・デザイナーとしてキラキラしている「自分」っていいな
・転職の時に「自分」の価値、上げたい
・何よりもっと「自分」に自信を持てるようになりたい
・スキルのある「自分」に安心感を感じたい、安定したい
こんなかんじ。
ちょっと男性とは、矢印の方向が違うのです。
満足するポイントも違います。
女性の場合、自分に自信を持てるようになりたいという
希望が強いので、「手に職」という言葉が頭に残りやすいんじゃないでしょうか。
それに加えて、「安定したい」という気持ちも強いです。
手に職=スキルがあり、安定している「自分」なのです。
私も、19歳の時にデザイナーになりたいと思いましたが、
「手に職をつけたい」という想いがありました。
私にとってデザインは
「絶対に自分を裏切らない、確かなスキル」であり、
「いざという時に自分を守ってくれるスキル」でした。
勤めている会社が万が一なくなってしまっても、
(過去にありました!)
万が一クビになってしまっても、
(これも、過去にありました!笑)
デザインのスキルはなくならない。
まさに!「最強の武器」のように見えました。
あれから、何年も経って、
今はWEBデザイナー・WEBディレクターの仕事をしている訳ですが、
当時の考えは、当たっていたな、と思います。
我ながら、良い選択をしたな、と思うのです。笑
あの頃思った通り、身につけたデザインのスキルは
立派な武器になり、楽しく仕事が出来ています。
また、これは予想していなかったのですが、
デザインのスキルは自分を守ってくれるだけではなく、
「自ら道を切り開いていく力」にもなっています。
自分で何か新しく企画やビジネスをはじめたいと思った時は
自分でHPやチラシや動画を作れるのです。
これ、とっても、便利です!^^
結婚して、”何か”(キャンドル教室とか?)のお教室を開くのが、
私のささやかな希望の一つなのですが、
教室をオープンされるにあたって、必要なものは全部自分で作れます。
それってすごくワクワクします。
これ、デザイナーの特権っていうやつですよ!!!笑
今は講師もやっているので、この特権をデザインスクールの生徒さんには
持ってもらいたいなと心から思います。
特に女性はスキルを身につけたら大きく人生が変わるので、
積極的に来てほしいなと思います。
もちろん、デザインのスキルを身につけるためには、
勉強をしないといけませんが、
デザインの勉強は、学校の勉強なんかよりずっと楽しいから
それも楽しんでもらいたいです。
きっとみんな楽しめると思います。
楽しいことずくめです。
「手に職」一緒に身につけませんか?
きっと、はじめてよかったなって、後から思いますよ。^^
日本デザインスクール 東京・池袋校 講師・WEBディレクター久保より
コメントを残す